2008年09月04日

日本酒度

最近、日本酒のよさが見直され、愛飲しているという人も増えています。
しかし、お酒好きを自称する人でも「日本酒度」や「酸度」などの日本酒の質を表す表記について理解していないという人も多いでしょう。

日本酒の瓶やパックに表記される日本酒度と酸度という指標ですが、これはあくまでも味わいについての目安になります。
しかし実際には同じような数値の日本酒でも銘柄によって舌の上で感じる味わいは全く違うときもあります。

この違いは日本酒に含まれたさまざまな成分の複合的な効果によるもので「日本酒度」や「酸度」だけでは語れないものであると考えられています。

まず日本酒度についてご紹介しましょう。
日本酒度とは、いわゆる日本酒の甘口、辛口を判断する尺度の事です。
具体的な日本酒度の測り方ですが、日本酒度計という、釣りのときに使う長い浮きのようなものを日本酒に浮かべて測ります。
日本酒度計は摂氏4℃の水の比重を元にして作られています。
これが日本酒に浮けばそのお酒の比重は重いことになります。
逆に沈めば、日本酒の比重は水よりも軽いということになります。

重い物にはマイナス、小さい物にはプラスがつけられ、さらにその重さによって数字が割り振られます。
基本的には糖分が多い甘口のお酒ほどマイナスの数字が多くなり、逆に辛口のお酒はプラスになると言われています。
基準として、中辛のお酒を好む人はプラス2くらいのお酒が良いといわれます。


次に日本酒の酸度についてです。
酸度というぐらいなので日本酒の製造過程で、酵母や麹、米などから発生してくる各種の酸の量を測定することで測られます。
具体的には乳酸やコハク酸、クエン酸、リンゴ酸などが日本酒に含まれる酸の代表的なものです。
酸が多いというのはすっぱいということかと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
酸には味を引き締めるという働きがあります。
コーヒーなどでも苦味だけでなく酸味という指標があるのをご存知かと思いますが、酸度が低いと、よく言えばマイルド、悪く言えばどこか間の抜けた味になってしまうのです。
日本酒でいえば、味のキレやハリ、コクがない、ぼやけた味わいになります。

日本酒の味は日本酒度だけではなかなか測れません。
日本酒を見るときは、必ず酸度の数値もふまえて判断するのがベストです。

例えば日本酒度がマイナス、つまり甘口の日本酒を購入するときは逆に酸度を高めにしておくことで味と旨味そして爽快感が出るでしょう。
逆に日本酒度がプラスで辛口のお酒になっているときは、酸度が低いほうが淡麗辛口のすっきりした感じが出るとされています。

皆さんも日本酒を購入するときには、これらの指標を参考にしながら購入してみてはいかがですか。

ラベル:酸度 日本酒度
posted by nihonsyu at 14:04| 日本酒度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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